株式会社AMトレーディング
春の陽気が待ち遠しい今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。
今月はアフタヌーンティーについてのお話をしたいと思います。
アフターヌーンの由来は、1840年頃、英国ベッドフード公爵フランシスラッセルの夫人、
アンナ・マリアラッセルによって始められた女性向けの社交の場としてや、劇場鑑賞前等に少し食事をとられ始めたのが由来です。
アフタヌーンティーは食事に準ずる喫茶習慣で、
現在ではアフターヌーンティーの多くが3段のティースタンドに並べられて提供されていますが、
元々はこのスタンドはなく、狭いテーブルや低いテーブル上を有効に活用するために使われるようになったと言われています。
お召し上り方は、3段のティースタンドの場合、
下のお皿から上のお皿へ順番に食べて行くのが基本的なマナーと言われています。
下段にはキュウカンバー等のフィンガーサンドイッチ、中段にスコーンなどの温料理、
上段にはケーキなどのスイーツが並ぶのが基本的なスタイルです。
小さなサンドイッチやスコーンは手でそのまま食べます。
大きなものは、臨機応変にフォークナイフで適度な大きさに切ります。
スコーンは縦に切るのではなく、横に切ってから、クロテッドクリームやジャムをのせて食べてみて下さいね。
正式なアフターヌーンティーには、細部にわたりルールがありますが、
日本のホテル等で提供されているアフターヌーンティーでは、食事における最低限の常識があれば、どなたでも楽しんでいただけます。
そして多くのホテル等のアフタヌーンティーでは、紅茶のおかわりが何度も出来て、茶葉をその都度選べます。
ティーフードに合わせて、紅茶を選ぶ楽しみもアフターヌーンの醍醐味です。
気の置けない仲間とゆっくりアフターヌーンティーを楽しめるようになることを心待ちにしたいです。