風薫る、5月がやって参りました。
様々な地域の茶畑が新茶のシーズンを迎え弊社にも鹿児島県、三重県、静岡県と各地域から新茶が入荷致しました。その中から今回は、静岡県の『つゆひかり』と三重県の『伊勢茶』を紹介いたします。6月は、鹿児島県の『ゆたかみどり』、静岡県の『やぶきた』と二ヶ月連動新茶企画で紹介します。

株式会社AMトレーディング
Monthly Tea Selection～May&June～

5月にお勧めのTEAは季節商品…
＊新茶　静岡県　つゆひかり　深蒸し煎茶
＊新茶　伊勢茶

「夏も近づく八十八夜」とは、立春(2020年は2月4日でした)から数えて88日目。2020年は5月1日でした。その年の新芽を摘んで作られるお茶を「一番茶」または「新茶」といいますが八十八夜に摘まれた新茶は、栄養価が高いとされ昔から珍重されてきました。冬にじっくりと蓄えられた旨味と甘み、そして栄養が新茶にはぎゅっとつまっています。緑茶に含まれるカテキンには殺菌作用があります。また、テアニンはカフェインの作用を穏やかに整え、体にやさしく作用するので、リラックス効果があります。緑茶を飲むとほっとするのはテアニンの効果ですね。家にいる時間が増えた今は、ご自宅でゆっくりお茶をお召し上がりになりませんか。今しか味わえない、緑茶の旬をお楽しみ下さい。

＊新茶　静岡県　つゆひかり　深蒸し煎茶＊

「つゆひかり」は、天然玉露といわれる「あさつゆ」の優れた品質を継承しているとともに、茶業に光明を与える品種となることを期待して命名されたお茶です。このお茶は農家さんに特別に作っていただいたお茶で、過去には日本茶AWARDでプラチナ賞を受賞しています。新茶の時期は早い時期の新芽に合わせて1～2週間ほど被覆をして作られており、非常にきれいな緑色の水色とこってりとした旨味、さわやかな香りが特徴です。

今年の新茶は　お茶の量5g　湯量200㏄　湯温70℃　蒸らし時間2分　で淹れました。

苦味渋味が少なく濃厚な旨味と甘みを感じる、色鮮やかなつゆひかりは、普段あまりお茶を飲まない、という方や、若い世代の方に特に人気が高いお茶です。

＊新茶　三重県　伊勢茶八十八夜＊

このお茶はまさに、八十八夜に摘まれたお茶です。八十八夜は、春から夏に移る節目の日で縁起の良い日とされており、この時期に茶摘みされるお茶は極上のお茶として古くから珍重されてきました。恵まれた立地条件の中で丹精込めて育てられる伊勢茶の新茶は、力強い甘みと旨味があり、伊勢茶らしい個性的な若葉の爽やかな香りが広がります。今しか味わえない極上の一品です。

今年の新茶は　お茶の量5g　湯量200㏄　湯温70℃　蒸らし時間2分　で淹れました。

家にいながら若葉のさわやかな香りが楽しめます。

先月の新茶にて、おいしい緑茶の淹れ方を紹介しました。分量や湯温はお茶によって異なります。お手持ちのお茶を淹れる際は、パッケージに書かれているお勧めのお茶の量や湯温で淹れてみてください。またお茶屋さんに聞いてもいいですし、自分のお好みを探るのも楽しいです。いろいろ試してみてください。
フェイスブックにて、今時期にお勧めの飲み方を紹介してます。合わせて試していただけると嬉しいです！

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